home

静かに休日を過ごしたい男性に薦めたい趣味の絵手紙

絵手紙 熟年の方たちの間で、絵手紙が静かなブームになっています。

絵手紙とは、はがき一面に絵を描き、簡単な一言を添えたものです。これを季節ごとに知人に送ったり、同じ趣味を持つ者同士で送りあったりします。

絵手紙を趣味にしている人は、いまのところ、女性の方が圧倒的に多いといいます。しかし絵手紙は、休日を静かに過ごしたい大人の男性にこそ、むしろ趣味としてお薦めしたいものです。

日本絵手紙協会でも、男性に間にも絵手紙習慣を定着させようと普及に努めています。最近は、男性向けの絵手紙教室やカルチャースクールも増えてきました。最初にこうしたコースに通って基本を身につけてみてもいいでしょう。

絵を描いた経験のまったくない男性でも、今から始めれば絵手紙を一生の趣味にできます。

下手だからこそチャレンジできるのが絵手紙です

絵手紙を描くのに、絵画やデッサンの経験は必要ありません。むしろ微妙に歪んだ絵のほうが味もあって、絵手紙には向いています。

日本絵手紙協会でも、うまく描こうという意識を持たないで始めてほしいと指導しているほどです。

今まで絵を習ったことがあるという男性は、そう多くはないでしょう。でも絵は下手なほうが個性を出しやすいのが絵手紙です。これまで絵に無縁だった中年男性も、気後れすることなくこの趣味にチャレンジしてもらえます。

絵手紙専用の絵の具や筆は、文房具店で買い揃えることが可能です。でもまずは家にあるサインペンや色鉛筆を使って、何でもいいから描いてみましょう。最初からあまり気負わないことが大切です。

興味がもてそうなら、いよいよ本格的に取り組んでみてください。家の近くにある通いやすい教室を探してみたり、通信教育を申し込んでみたりするといいでしょう。

こうした講座を通じて、正式な筆の持ち方、絵の具の使い方、絵を引き立てる字の書き方などを学ぶことができます。送った相手から自作を誉められるようになったら、絵手紙を作る楽しさが一気に大きくなるはずです。

休日は心と体を休めたい人に向いています

普段忙しいからこそ、休日はゴルフでもしながら、外で体を動かしたいという人もいると思います。でも世の中、こうした活動的な男性ばかりではありません。

週末は自宅で静かに過ごしたいという人もいるでしょう。土曜と日曜は、平日のストレスから心と体を解放できる時間です。あえて動き回らず、心を静かに整えるために週末を使いたいというビジネスマンもいます。 こうした人にこそ、絵手紙を趣味にしてほしいものです。

絵手紙を書く作業は、難しくはないですが集中力は必要になります。描いているうちに、意識が自然にひとつのことに集中していくと言い換えてもいいでしょう。とても自然に精神統一ができます。

普段仕事で神経質になりすぎている男性、つねにイライラしているなと自覚している男性ほど、絵手紙を一度試してみてはいかがでしょうか。

基本がわかれば他の趣味にも技術が生かせます

絵手紙にも身につけておきたい技術はあります。ただ一般的には、作品では自由な感性が大切にされます。絵手紙独自の決め事やルールはほとんどありません。ここで覚えた技術は、たいていは他の分野の作品で生かすことができるものです。

絵手紙で絵の具を使うときは、たいてい水彩絵の具を使います。西洋画用の絵の具でも、日本画用絵の具でも使ってかまいません。絵手紙を繰り返し描いているうちに、それぞれの絵の具の使い分けができるようになります。

日本画専用で使われる岩絵具は、鉱物を粉末にしたものです。とてもきれいな発色をしますが、扱い方が独特なので、これをいきなり大きな絵で使うと失敗する可能性があります。

小さな画面の絵手紙は、岩絵具に慣れるための練習としても最適です。小さなはがきに少しずつ描いて慣れておけば、いずれ日本画に本格的にチャレンジしたいと考えたときに役に立つでしょう。

簡単なラインで描く絵手紙のイラストは、陶芸の絵付けにも応用できます。

どちらの絵も、あまり時間をかけずに、太めのラインで素早く描くという技術が共通しているからです。陶芸を始めた人がまずとまどうのは、小さな陶器のお皿に筆で絵を描くことだといいます。

趣味で陶芸を始める前に絵手紙の経験がある人は、絵筆の使い方や画面の使い方で技術を応用できるはずです。

絵手紙は陶芸に比べると、はるかにお金のかからない趣味です。出費の多い趣味に取り掛かる前に、まずは気軽にできることを始めてみましょう。経済的なのに応用範囲の広い絵手紙は、まだまだ多忙な時期の続く中年男性にも始めやすい趣味です。

絵手紙の教室に通ったり、通信講座を利用したりすると、絵手紙愛好者のサークルを主催者から紹介されることが多いとおもいます。できればこうしたサークルに加入しておくと、いいでしょう。送る相手がいれば、自然と絵手紙を書く時間も増えていきます。

同好会を通じて交流できる人が増えることも、生活に新鮮な刺激を与えてくれるでしょう。さらに定年後にまた新しいことを始めようとする場合にも、ここで作った人脈や友人関係が役に立つこともあるのではないでしょうか。