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必要なのはパソコン1つ?DTMで曲作り

DTM 最近は、プロじゃなくても作曲を楽しむ人が増えています。SNSや、動画投稿サイトが登場して、素人が個人的に作った作品も、インターネットで簡単にパブリックな場所で発表することができるようになったことも、要因の1つでしょう。SNSでアップされた音楽が注目を集め、大手自動車メーカーのCMのBGMになっていたり、紅白歌合戦で歌われていたりするのを見て、曲作りに興味を持った人もいるかもしれませんね。

楽器が弾けなくてもできるDTMとは

一昔前は、曲を作ろうとすると、ピアノやギターなど楽器がある程度使いこなせなければ難しい上、曲中にドラム音や効果音を加えるためには、大掛かりな設備が必要でした。曲作りに興味を持ったからと言って、誰でも始められる趣味ではなかったのです。

しかし、DTMというスタイルが確立したことによって、曲作りはぐっと身近になりました。DTMとはデスクトップ・ミュージックを省略した呼び名で、少し前まではコンピューターミュージックと呼ばれていました。

要するに、DTMとはパソコンを使った作曲スタイル。便宜上デスクトップと名が付いていますが、高機能のアプリやハードウェアが続々と開発されているので、現在ではデスクトップパソコンに限らず、ノートパソコン、タブレット、スマートフォンなどでも作曲することが可能になっています。ですから必ずしもデスクトップパソコンを使った作曲でなくとも、電子機器を使えばDTMと呼ばれます。DTMは作曲に限らず、音に関する多くの作業がこなせます。

例えば、ピアノが弾けなくても、パソコン操作でピアノの演奏が可能ですし、逆に生の音をデジタルデータとして録音すれば、音量などの編集ができます。動画投稿サイトなどで見かけるオリジナル曲や、逆に有名な曲を弾いたり歌ってみたりした動画は、DTMがあるからこそできることなのです。

ただし、ここで勘違いしてはいけないのは、DTMが作曲するわけではない、ということ。作曲そのものが、簡単にできるわけではないのです。どういうことかと言うと、例えば音符が読めなければ、楽譜すら作れませんし、和音を知らなければ、耳障りな曲が出来上がってしまいます。DTM を楽しむためには、まず音楽の仕組みを理解する必要があります。

曲作りに必須、DAW

とは言え、DTMのおかげで現在、音楽知識0から曲作りに挑戦しようと言う人も少なくありません。それだけ曲作りがブームになっているということですね。実際、全く音楽知識がない人向けの書籍やサイトもたくさんあります。中には音符の読み方から説明しているものもあり、難しそうという心配を理由に諦める必要はありません。

そして、DTMを趣味にする上で必要となるのが、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)という音声編集ソフトウェアです。 このDAWというソフトのおかげで、曲作りの大部分がパソコンでできるので、詳しい知識がなくてもDTMが可能になります。

今ではプロのアーティストでもコンピューター上で音楽を編集することもあるほど、ハイスペックなものもあります。そのため、DAWにはプロ使用の数十万もするものから、フリーのものまで価格はさまざま。操作画面もかなり複雑なので、慣れるまではフリーソフトで色々試しながら、使いやすいタイプを見つけるのがいいでしょう。

パソコン操作で曲を作る、なんていかにもオタクっぽくて女性に引かれるのでは、と心配する人もいるでしょう。しかし、女性は1つのことに打ち込んでいる、男性の真剣な姿に惹かれます。楽器が1つもなくても、曲作りが楽しめるなんて現代ならではの音楽の楽しみ方です。ちょっとユニークな自己表現として、オリジナルの曲作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。