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自分で健康管理!未病を防ぐ薬膳スタイリスト

薬膳スタイリスト 近ごろ注目の資格として、薬膳スタイリストや漢方カウンセラーというものがあります。どちらも民間資格で、いわゆる中国漢方医ではありません。講座を履修し、漢方薬や手軽に購入できる家庭薬膳の知識を身につけた人に与えられるのがこれらの資格です。

これらの資格を手にいれるのは、夜間スクールに通う方法もありますが、通信教育を通じて在宅で基本知識を学ぶこともできます。

専門的な技術を学べるものではありませんが、日頃から自分で実践できる健康法をみにつけられることから、これらの資格は人気が出ました。

東洋医学や健康法に興味のある男性なら、趣味として薬膳スタイリストの資格を目指してみてはどうでしょうか。

薬膳と漢方の基本知識を身につけよう

漢方薬や薬膳というと、専門家でないととても扱えないというイメージがあります。たしかに東洋医学は西洋医学とは違います。しかし健康に関する東洋医学の考え方はむしろ素朴で、だれにでも理解しやすいものです。

漢方では、医食同源という言葉があります。薬と食事の基本は同じだというのがこの単語の意味です。漢方の知識を身につければ、普段の食事から体にいい成分を摂ることができます。

病院へ行く時間もないけれど、普段から健康のことは気になっているという男性こそ、漢方と薬膳の知識を学んでみてはどうでしょうか。

薬膳スタイリストや漢方カウンセラーの講座でまず学ぶことは、薬膳食材や生薬の組み合わせ方です。素材にはそれぞれ効能がありますが、組み合わせ方によって効き目に大きな差が出てくるからです。

東洋医学の考えでは、これらはすべて熱性、温性、平性、涼性、寒性のいずれかに分類されます。体を温める成分を摂取するときには、同時に冷ます成分の生薬や素材を組み合わせるのが薬膳の基本です。

組み合わせの際には原料も重視されます。 漢方素材といっても、植物の根や葉ばかりではありません。動物性のものや鉱物性の素材もたくさんあります。 一般には、植物性素材のものは効き目が穏やかなのに対し、動物性素材は速効性に優れるという性格があります。

普段の食事では、健康維持のために植物素材の薬膳食材を多めに摂り、発熱したり、体力の落ちたりしているときには動物性の素材を摂るなどの使い分けが有効です。 体力勝負のビジネスマンなら、薬膳スタイリストの基本知識を学んでおいてもけっして損はありません。

薬膳食材を調味料としてキッチンにそろえよう

薬膳食材の中には、スーパーや漢方薬局で手軽に手に入るものがたくさんあります。 漢字を見ると、いかにも薬くさそうに思うかもしれません。じつは薬膳というのは、中国や台湾ではごく普通の家庭の調味料や食材のことです。料理に風味をつけながら、ついでに体を楽にできる調味料が薬膳素材だと考えるといいでしょう。

スーパーの製菓コーナーでもたまに見かけるクコの実は、じつは伝統的な薬膳素材です。眼精疲労に効果の高い素材としてクコの実はよく知られています。乾物のものなら日持ちするので、疲れ目に日頃から悩んでいる男性はぜひこれをキッチンに置いておきましょう。

漢方薬局や自然食材のお店へ行けば、蜂花粉を手にいれることもできます。 日本で販売されている蜂花粉は、たいていはレンゲの花粉です。粉末を固めて粒に砕いた状態で、よく売られています。ローヤルゼリーと同じで、この素材も強力な滋養強壮作用が特徴です。

ローヤルゼリーと違い、常温でもずいぶん日持ちがするので蜂花粉は家庭で重宝します。コショウのように、サラダやシチューに振りかける使い方がお薦めです。蜂花粉にはわずかに甘みがあるので、朝食時のミルクやヨーグルトに入れてもおいしく摂取できます。

のどの痛みを抑える白キクラゲや、利尿作用に優れた百合根などの乾物も、家にぜひそろえておきたい薬膳食材です。

薬膳スタイリストの知識を生かしておしゃれな食事を用意しよう

薬膳スタイリストや漢方カウンセラーの資格をとったら、親しい友人を招いてぜひ料理の腕前を披露してみましょう。

男性が料理を作ってくれるだけで珍しいものです。しかも体にいい薬膳料理だといえば、みんなよろこんで招待に応じてくれるでしょう。

漢方を意識した、精進料理のようなものである必要はありません。近ごろは薬膳カフェなどもあるように、西洋風の料理に漢方素材を使うのがはやっています。おもいきっておしゃれなイメージにアレンジした、薬膳イタリアンなどもいいでしょう。

たとえば蜂花粉を使ったオープンサンドなどはどうでしょう。見栄えもよく、簡単に作れるカフェ料理です。 アボガド半分、プレーンヨーグルト50g、レモン汁少々、蜂花粉小さじ1杯を、ミキサーで攪拌して、素材をクリーム状にします。軽くトーストしたパンにこのクリームを塗り、蜂花粉をほんの少々上に散らせばできあがりです。

ただのトマトソースに絡めたスパゲッティも、上から松の実を仕上げに散らすだけで薬膳風に変わります。 松の実はフライパンで乾煎りしておくと、香ばしさが増してトマト風味によくあいます。粘膜を強くする作用があるといわれる素材なので、のどを痛めやすい冬場には、松の実を使うメニューは喜ばれるでしょう。