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洋裁を趣味にしてファッションセンスを磨こう

ファッションセンス 今どき男性でも簡単な料理くらいできて当たり前、そんな時代になりました。しかし、洋裁に関してはまだまだ女性だけの趣味、という認識が強いのではないでしょうか。洋裁とは洋服を作る裁縫のこと。

うっかり知人に「洋裁に興味がある」と言おうものなら、女々しいと思われそうで、素直にチャレンジできない人もいるかもしれませんね。ここでは、男性の趣味としてはまだまな認知度が低い洋裁について見ていきましょう。

かつて女性の必須スキルだった洋裁

洋裁は女性のもの、というイメージが根強いのと同様に、料理も最初は、男性が活躍する分野としては違和感を覚えられるものでした。それが、今や男性専用の料理教室もあるほど、男性の趣味として一般化しています。

つまり、洋裁はまさに今が、男性の趣味としての黎明期。メディアでは、俳優が趣味として手芸を楽しむ様子がちらほら紹介されますし、手芸男子という言葉も浸透しました。洋裁が男性の趣味として定着するのは、それほど時間がかからないのではないでしょうか。

そもそも、洋裁に限ったことではなく、手芸全般について女性がやるべきもの、という時代は既に終わりました。昔は好むと好まざるとに関わらず、手芸が女性の必須スキルだったのをご存知ですか?

というのも、少し前まで服を始めとした布製の製品や毛糸の製品は、ほとんどのプロセスが主に手作業で製造されていました。人件費がかかるため、衣類は非常に高価で、今のように気軽に購入できなかったのです。特にすぐにサイズが変わる子供は、上の子供の服を下の子供に着せる、いわゆる「おさがり」だけでなく、ご近所や親戚同士で衣服のやり取りも日常茶飯事と言う状況でした。ちょっと破れたくらいなら、お母さんが繕いました。

新品の服を購入するよりは安いので、布を購入し子供に合わせて服を縫うようになったのは、自然の流れと言えるでしょう。このように、女性にとって裁縫とは家計をやりくりするために、必要に迫られて身につけた技術でもあるのです。

しかし、現在は生産技術の向上で安価で上質な服が手に入るようになりました。ユニクロやGUを始め、海外からもどんどん低価格のブランドが入ってきています。

ですから、節約のために女性が、子供服を1から作るメリットが少なくなったのです。実際、最近の子供を持つ母親は、自分のミシンを持っていないことも少なくありません。かつて母親の大きな仕事の1つであった裁縫という仕事から、女性たちは解放されたと言えるでしょう。

拘りが強い男性こそ洋裁が向いている?

女性たちが経済的や家庭的な理由で、洋裁に取り組む必要はなくなりました。かと言って、洋裁を楽しむ人が皆無になったかと言えば、そうではありません。むしろ、市販されていない拘りの1枚を作るべく、趣味としてはより洗練されました。

つまり、洋裁はより上質なものを作りたいと考える、コアな趣味として変貌を遂げたのです。この状況で、洋裁は女性のものと偏見の眼差しを向けるのは、ナンセンスと言えるでしょう。

むしろ、流行に敏感で、女性よりも物事に対して強く拘る傾向がある男性だって、十分に洋裁に向いているのです。洋裁は、ミシンで布を縫っていく作業ばかり、と思われていますが、実はミシンを使用する場面はほんの少し。ほとんどの時間がデザインを型紙に起こしたり、型紙に合わせて布を切ったり、と細々とした作業に費やされています。

さらには縫う部分も、デザインが細かくなればなるほど手縫いの部分が増えます。その細やかなプロセスは、プラモデルを作っているようだ、と感じる人もいるほど。ただ、細かかな作業を丁寧に行えば行うほど、仕上がりが美しくなるので、達成感は大きくなります。集中力が必要で、手芸を楽しむ男性の中には気分転換や、自分と向き合う時間として必要と感じる人もいます。

最近はオシャレの幅そのものが増え、女性は男性のファッションにも厳しい目を向けます。服次第で見た目の印象は大きく変わるので、世界に1枚だけの服を作って、優れたファッションセンスをアピールするのも素敵ですね。